天地の神とは

 


天地の神とはー いつでも、どこからでも会える神 ー


天地の神とはー いつでも、どこからでも会える神ー

目次

その1.天地の神とは?

皆さんが「神」と聞いて、まずイメージするのはどんな「神」ですか?

ひとくちに「神」と言っても、色んな神さまがあります。

大きな岩や山、川や海や樹木、歴史に名を刻む偉い人、古い道具に宿るとされる付喪神、かまどに宿る土公神や井戸に宿る水神、方位をぐるぐる巡る祟り神、1週間でこの世界を創造したGODなど。

「よく分からないけど、とにかくスゴイ!」これが神です。

天地の神は、「天」と「地」そのものが神。空の彼方から雲の上に乗って人間を見守っている神でも、宮や社に鎮まりおさまる神でもありません。わたしたちが住む天と地そのものが「神」なのです。

なので神に会おうと思えば、いつでもどこからでも、誰でもすぐに会うことができます。

天気がよい日に空を見上げれば、光をてらす円い形をした「日の神」。満月の夜に外に出れば、暗がりの中にぽっと輝く「月の神」。また、下を見ればどこまでもずっと続く「地の神」に会えます。

天地の神とは、わたしたちにとってとても身近な存在。そして、人間に恵みつづける存在です。

その2.人間と神との関係性は?

人は天から神の分霊(わけみたま)である「魂」を授かり、地より「体」を授かり、人として生を受けます。

そして人間は生きているあいだ、魚を捕ったり、五穀を育てたり、家具を造ったり、iphoneを発明したり、知恵を振り絞って「何か」を生み出して人の役に立とうとします。

不思議ですよね?天と地より生みだされた人間が、天地の中でまた別の「何か」を生み出すのです。なので昔から天地を「大天地」と呼ぶのに対して、人間を「小天地」と呼びます。

人間は小さな天地のようなもので、肉体(地)と魂(天)を駆使して「何か」を生み出し、世の役・人の役に立つことを喜びとするのです。

そして、人が死ねば「体」と「魂」はほどけ、肉体はもとあった地へと還り、魂は天へと還ります。つまり、人間は天地に生み成されて、天地の中で楽しく働き、死ねば天地へとかえるのです。

その3.神は人間をどのように思っている?

天地は人間が生きている間、見返りを求めずに恵み続けます。「無条件の愛」という言葉がありますが、まさにそれです。

ここで一つ質問。あなたに対して「無条件の愛」をもって恵み続けてくれた人は誰ですか?

・・・「親」を思い浮かべた方が多いのではないでしょうか。

そう、むかしから「天父と地母」と言うように、天地は人間の「親」。

天は日光や雨などの恵みを降りそそぎ、地がそれを受け止めて草木や動物や人間が生じるのです。その関係性は、人間の男と女が交わり、女性のお腹に子どもが宿るのとそっくりでしょう。

天は父、地は母。その間に生まれ、天地の領地に住む人間は「神の氏子」であります。

神は子どもである人間にたいして、「かわいい」のご一心です。その心を知るには子を産み育てれば、深く納得がいくはずです。

兎にも角にも「かわいい」。なぜ人は子どもに対してこのように思うのか?それは「神の心」である分霊を授かっているからです。

天地の神は人間を「かわいい」と思っているが故に、むかしから見返りを求めずに恵み続けるのです。

その4.何か分かるようで、分かりません。

そう、分かるようで分からないのが「神」の値打ちです。

「神」とは、圧倒的に大きく、人智を超えた存在です。それに比べ人間はゴマ粒のように小さい存在。

そんなゴマ粒のひとつである知恵の足りない私が、いくら頭をひねったところで出てくる結論は「分かるようで、分かりません」。学者が100人集まろうとも「分かるようで、分かりません」という答えが出るのではないでしょうか。

人間では神のことは分かりません。それはちょうど、小天地である人間の体に住む、赤血球や善玉菌が主である人間の存在や意志を知ることができないようなもの。人の眼をもってしても、天地のことは知り得ないのです。

そんな分からないことだらけの天地ですが、私たちは現実に「日」や「月」や「地」の恩を受けつづけているのに、変わりはありません。

なので、親に孝行するように、これからもずっとお世話になる天地の親神に孝行をする。金神乃宮の伝えるライフスタイルはそんなシンプルな「神のある暮らし」です。

その5.こんじんの宮のご祭神

日天四
日天四

日天四にってんし

日のご恩光により地を照らし、火の恵み、ご陽気を御司る日の神。人に神の分霊を授けると伝えられる。月天四とあわせ天の神。

月天四
月天四

月天四がってんし

夜を照らし、女性の月経、潮の満ち引き、水を司る月の神。子を授けるため、女性に血を多く与えると伝えられる。日天四とあわせ天の神。

鬼門金乃神
鬼門金乃神

鬼門金乃神きもんかねのかみ

金神と恐れられるが、 地をご神体とし御司どる地の守り神。天の恵みを受け、地からあらゆるものが生じるため、天は父に対し地は母という。


上記三神を天地金乃神てんちかねのかみと奉斎

おまけ.「金神」って祟り神じゃないの?

金神さまとは、古くから「逃げとけ、避けとけ、まわっとけ」と人々に避けられてきた方位神。金神がいる方位に建築、嫁取り、旅行、引っ越し等を行えば、家のうちの者や近隣の者を含む7人が死ぬ「金神七殺」の祟りがあると伝えられたのです。

金神には「天金神」と「地金神」の2つがあり、天金神は陽のため害はないが、地金神は陰のためその災厄は大きいとされました。さんざんな嫌われようですが、地金神とは「地」の「金」気の「神」、つまり金属の核をもつ地球です。

むかしの人は地の神の土地を使いながら、方位の吉凶ばかりいって「あちらは金神が所在するから大凶」「こちらは大将軍がいるから大凶」と嫌いました。

現代人からすれば信じられないでしょうが、当時の暦(カレンダー)には当然のように金神がいる方角が記されており、みなその方位を嫌って避けたり、間日といって金神の留守の日をねらって建築等を行ったのです。

このような行為は神へのご無礼であり、それを無礼と知らせ正すためにごく稀にお叱りを受ける人があります。これが「金神の祟り」の正体です。

金神は地の神。祟り神として嫌わずに、神として大切に祀ればその広大な威徳を発揮すると伝えられます。その証拠に、金神七殺の祟りにあった人は、その後、金神さまよりおかげを受けて、多くの難儀な人々を助けたのです。金神乃宮で眷属としてお祀りする金光大神もその一人です。

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