天地金乃神の拝み方

天地金乃神の拝み方

神拝次第

神拝次第とは神さまを拝む一連の流れです。神社で神さまを拝むときは、二回おじぎをして拍手を打ち、最後に一礼します。これを二礼二拍一礼といい神拝次第の一つです。

以下は天地金乃神さまを拝むときの神拝次第です。

一揖いちゆう小さくおじぎをする
着座神棚の前に座る
一拝深くおじぎをする
拍手かしわで拍手を四回打つ
一拝深くおじぎをする
祈念お礼、お詫び、お願いを奉る
祝詞のりと六根清浄大祓、大祓詞など
一拝深くおじぎをする
拍手かしわで拍手を四回打つ
一拝深くおじぎをする
退座立って少し退く
一揖いちゆう小さくおじぎをする
  • 拍手を打つ、
  • 祈念や祝詞を奏上し
  • また拍手を打つ

というようにブロックに分けると覚えやすいです。

上の形を基本として、赤文字のところを自由に組み替えてください。

例えば、

  • 忙しく時間が無いときは祝詞を省く
  • 御神酒は、祈念した後にいただく

というように組み替えて拝むことができます。

拍手

拍手かしわでとは、神を拝むときに、手のひらを合わせ打つ作法です。神門拍手しんもんかしわでとも呼ばれ「拍手を打つことで、神が扉を開いて、祈りを聞き入れる」と伝えられます。

拍手を打つ回数は、仕合せの、よかれの、という意味を込めて四回打ちます。無理に大きな音を鳴らさずに、慎ましく打ちます。

祈念

祈念とは神に心を向け、感謝の思いや願いを伝えることです。

金光大神の手続きで願う

金光大神とは天地金乃神さまのご眷属で、氏子の願いを神に取り次ぐお役目です。天地金乃神さまに願うには、金光大神にお願いして取り次いでもらいます。

拍手を打って一礼をしたら、まず最初に、

天地金乃神てんちかねのかみさま 金光大神こんこうだいじんさまのお手続きで御願い申し上げます」

もしくは、

日天四にってんし 月天四がってんし 丑寅未申うしとらひつじさる鬼門金乃神きもんかねのかみさま 金光大神こんこうだいじんさまのお手続きで御願い申し上げます」

と、神名の奉唱、金光大神の手続きで願うことを申し上げて、その次にお詫び、お礼、お願いの順に申し上げます。

お詫びとは

  • 自分の思い方、行いの間違い
  • ご無礼と思ったこと

を詫びること。

お礼とは

  • 神さまから日ごろ受けている恩恵
  • 願いが成就したこと

などに対してお礼を申し上げることです。

お願いとは

  • 望みをかなえてもらうように頼む
  • 何かを行う際に「〇〇をさせてもらいます」

と頼むことです。

祈念は声に出しても、出さなくてもどちらでも構いません。神さまには声を出して祈念する方がよいと言われますが、人に妙に思われるようなら心の中で祈念するのがよいでしょう。

信心は無理をせず、ひそかにして、差支えがないのがよいです。心の中で一心に願えば神には届きます。

祝詞

祝詞にはたくさんの種類がありますが、どれを奏上してもかまいません。自分が気に入ったものを真心こめて奏上しましょう。

以下は有名な祝詞です。

六根清浄祓

六根清浄祓ろっこんしょうじょうのはらいは、人の魂は神から頂いた分霊で、魂を清めれば天地の神と一体になり、願いは成就するという内容です。

美しく、分かりやすく、覚えやすいため、自宅の神棚などでよく奏上されるそうです。

六根の祓を覚えて書いてあるとおりの心になればおかげを受けられると伝えられます。

こちらから六根清浄祓(PDFファイル)をダウンロードできます。印刷にはB5サイズの用紙をお使いください

大祓詞

大祓詞おおはらいのことばは、毎年6月と12月の晦日に行われる神事で罪、穢れを祓うために奏上される祝詞です。 自身の心の不浄を祓うことを思い、神に奉ります。

信心とは神を拝むばかりでなく、日に日に不浄心を取りさることです。大祓詞を奉り、わが心を改め、心のけがれを祓い清めましょう。

こちらから大祓詞(PDFファイル)をダウンロードできます。印刷にはB5サイズの用紙をお使いください。

拝み方は三者三様

天地金乃神さまの拝み方は「絶対にこうでなければならない」という型はなく、人それぞれ自由に拝んでかまいません。

神社のように二礼二拍一礼でも、般若心経などのお経をあげてもよいのです。

金神は神仏をいとわない。神道も仏教も天地の間のものであるから、何派かに派などと、宗旨論をしたり、凝り固まったりするような狭い心を持ってはいけない。心を広く持って、世界を広く考えて、手広くいかなければいけない。

大切なことは儀式ばかりに流されず、真心を第一とすることです。