こんにちは、タツノトシです。
5年前からコツコツ徳積みをしております。
ことわざに「地震・雷・火事・親父」とありますが、この世でもっとも恐いものは何でしょうか?
ネットで恐いものランキングを調べてみると人間、死、霊、病気、仕事の失敗、夫・妻、貧困、嫉妬や妬み、ゴキブリなどがでてきます。
いずれも恐ろしいですが、それよりも恐いものは「徳切れ」です。
「めぐり」が表に出れば、それまでの順風満帆な人生が一転し、地に落ちた鳥のように身動きがとれなくなります。
しかし、転ばぬ先の杖というように、あらかじめ徳切れを起こす原因や対処法を知っていれば、落とし穴に落ちる心配もなくなります。
本記事では、「徳切れ」をテーマにその特徴、原因、対処法について解説いたします。
徳切れとは?
「徳切れ」とは、徳を失い「めぐり」によって身の上に悪い事柄が現れた状態を指します。
めぐりとは、徳の反対のもので、過去の自分・親先祖の心の悪癖や悪行が積み重なったことによってできる、災難を呼ぶ元です。
「めぐり」について詳しくはこちら徳を積むの反対語は「めぐりを積む」
めぐりが裏のときは、目に見えて悪いことはおこりませんが、ひとたび表に出れば、病気、貧困、人間関係の破綻、死などの災いを招きます。
「あの人は徳切れだ」と言うときは、たいてい芸能人や政治家や経営者などそれまで調子良く勢いのあった人が急に転落したときです。
このような急落する人の多くにはある共通点があります。
徳切れになる人の特徴は「慢心していること」
「あの人は徳切れだ」と人から言われるほどの災難(人生の急落)に遭う人には特徴があります。
それは、慢心による心の狂いです。
人間は心の器に釣り合わない権力・名声・権威・お金を持つと慢心を起こして心が狂ってしまいます。
とくに、コツコツと努力積みあげたものではなく、一時に手に入ったときほど、その傾向が強いです。
心が狂うと、パワハラ、麻薬、暴力団との関わり、買春、脱税、着服・横領、暴行などの悪事を陰で行い、やがて天で頭を打ちます。
かくして、それまで順風満帆だった人生が、些細な事柄をきっかけに急落します。
宝くじの高額当選者や、親の遺産などの不労所得を得た人が、身の丈に合わない生活をして、数年後に破産してしまうのはこのような理由からです。
慢心を出せば、神から徳を取り上げらてしまい徳切れとなります。
サラリーマンや主婦や学生でも徳切れは起こりうる
極端な例をあげましたが、徳切れが起こるのは芸能人や経営者やスポーツ選手のような人生の高低差が激しい人だけではありません。
会社員や主婦・主夫や学生でも、先祖のめぐりや過去の悪事や心の悪癖がきっかけで徳切れとなる可能性は十分にあるのです。
- 人への横着な態度
- 収入に見合わない生活をする
- 大酒・大食
- 食べ過ぎ飲みすぎなど食の乱れ
- 仕事を粗末にする
「ちりも積もれば山となる」というように、心にちりが積み重ねればそれはやがてめぐりとなって、災厄を呼び寄せます。
しかし、うかうか暮らしていると、忘れた頃に突如災難がやってきます。
徳切れの対処法
病気や失業や家庭崩壊や貧困や人の死や挫折。「もう自分の人生は終わりだ」と思うような苦しい出来事がおこっても決して心を腐らせてはいけません。
人の目にはどうしようもない状況でも、神に現状の問題解決・めぐりの取り払いを願い、心磨きをして徳を積めばそこから人生は開けます。
私の父は、数年前に大腸癌になりステージ4(他の臓器へ転移している状態)と診断されました。ステージ4の場合5年後の生存率は19%と言われます。
医者も「残念ですが…」と半ば諦めかけていたそうですが、当の本人は神に一心向かっているので心が勇んでおり、見舞いに来る人よりも元気なのです。
結果、手術と抗がん剤の治療を行い、5年経った現在は癌は消え、元気に暮らしています。ちなみに、私の祖母も癌で医者にさじを投げられましたが、そこから完治して96歳まで生きました。
決して自暴自棄になって、自分の心で自分を殺してはいけません。わが身を生かすのも殺すのも、わが心しだいです。
転ばぬ先の杖が大事
徳切れをしてもまだ復活の余地はある。といっても、誰しもが間に合うわけではありませんので、未然に回避するのが一番です。
常日頃から「徳を積む生き方」をすれば、めぐりは取り払われ、徳切れを回避できます。具体的には、以下を大切にすることです。
- 神に願う
- 心を磨く
- 神を敬い祀る
御成敗式目に「神は人の敬うによって威を増し、人は神の徳によりて運を添ふ」とあるように、人は天地の神へ敬いの心を向ければ、神の威徳を受けて運命が良い方へと転びます。
私自身コツコツと徳積みしながら神に願うことで、八方塞がりの状況から、3年間で良縁からのスピード結婚、子宝、持病平癒、3時間の安産など多くの利益をいただきました。
今回は以上でございます。