凶方位への引越しを気にしない方が良い理由【災厄は心からくるもの】

こんにちは、タツノトシです。
先祖から四代にわたり、方位神へ仕えることを生業としております。

方位の占いでは、凶方位に引っ越しをすれば、運勢が悪くなり災厄が身に降りかかるといいます。

九星気学の鑑定士のなかには、本命殺・本命的殺・暗剣殺・五黄殺・歳破などの方位に引っ越せば、凶作用の影響が60カ月、もしくは60年続くと言う方もいるのです。

はたして本当に引っ越しをするのに、九星や奇門遁甲などの方位に関する鑑定どおり凶方位の引っ越しは避けたほうがいいのでしょうか?

結論、引っ越しをするときに凶方位を気にする必要はありません。自分の都合のよい方角へと引っ越すべきです。その理由は以下二つです。

その一、方位を気にすると泥沼にはまる
その二、吉方位や凶方位が運勢を左右しない

なぜなら身の上に起こる災厄は方位によって招かれるものではなく、人の心が招くものだからです。

九星や奇門遁甲などの占いは、人の身の上に起こる災厄を避け、運命を良くするためのものと言われます。しかし、実際は人の不安を煽り混乱を招くもとになる場合もあるようです。

鑑定をおこない凶方位をさけて吉方位をとろうとも、心が悪ければ悪いことが起こります。反対に、凶方位をとろうとも、心が正直であれば仕合せは良くなります。

これが世の道理であり、方位を気にする必要のない理由です。

本記事では、凶方位への引っ越しを気にしなくて良い理由、運勢を良い方へと導く開運法をご紹介いたします。

目次

凶方位への引越しを気にしない方が良い2つの理由

凶方位への引っ越しを気にする必要がない理由は以下の通りです。

その一、方位を気にすると泥沼にはまる
その二、吉方位や凶方位が運勢を左右しない

順に解説いたします。

その一、方位を気にすると泥沼にはまる

方位を見て凶方位を避けようとしても、現実的に避けることは不可能であり、気にし過ぎるとお金と時間を浪費し、精神を摩耗します。

なぜなら、方位占いの鑑定は複雑怪奇であり、専門家のあいだでも異なる鑑定結果がでることが多々あるからです。

例えば真北(普通の北)で鑑定を行うか、それとも真北に対して約7度西側にずれている「磁北」で鑑定を行うか。移動距離と滞在時間によって凶方位がどれだけ大きく作用するか。

占い師の流派によっても鑑定結果がことなります。

また、守ったにもかかわらず災厄が起きると「鑑定が間違っていたのでは?」と疑心暗鬼におちいることも少なくありません。

そうして、気学から奇門遁甲など別の鑑定方法を模索し、「運命を良くするには、もう一度吉方位に引っ越しをするしかない」という考える方もいるようです。

「住みやすい場所に引っ越して快適な人生をおくる」という目的だったはずが、いつしか「引っ越しは吉方位をとるための手段」にすり変わってしまう。

泥沼とはこのようなことを言うのかもしれません。

方位学に足を踏み入れると、悪い出来事は全て凶方位を取ったことが原因ではないかと思えてき、引っ越しが自分の運命を握っているように思えてきます。

このように凶方位を調べたり、避けたりすることは精神を摩耗させ、お金と時間を奪うなど生活にあらゆる支障をきたします。

方違えは効果がない?

例えば、凶方位を避ける手段としてよく耳にするのが「方違え」。方違えとは、「短期間に二度引っ越しを行う」ことです。

上の図のように東の方角が五黄殺で凶方位となっているとします。

東の方角に引っ越すには、まず一度東南の方角に引っ越し、その後しばらくして東北に引っ越せば、吉方位を取りながら凶方位である東に引っ越しができる。

これが「方違え」です。

しかし、一度目の引っ越しから一定期間(最低2カ月など)、住まなければ効果がないと言われ、その間は家族全員でホテルで生活なんてこともあるそうです。

ここまでしないと目的の場所に住めないのは、なんとも不便なものです。

しかも、方違えは方位神に適用されるもので、九星での凶方位には無効との意見もあります。(やっぱりむつかしい)

このように方位の吉凶を見たり避けたりするのは、人によって言うことがバラバラであり、それをまともに聞くなら、お金と時間を無駄に使い、心を疲弊させ、家族の不和のもとにもなるのです。

その二、吉方位や凶方位は運勢を左右しない

凶方位に引っ越しを行えばさまざまな悪いことが起こると言われますが、その原因を突き詰めれば心が原因という答えにたどり着きます。

以下は、凶方位に引っ越したときに起こるといわれる災厄の一部です。

アルコール中毒になる。短気のために失敗する。強欲になり損失を招く。隠し事がスキャンダルに発展する。ギャンブルや株にはまり大金を失う。怠慢によって、社会的に失墜する。争いごとが起こる。色ごと、酒欲で難儀する。詐欺に遭う。家庭不和になる。

これらの問題は方位が原因でなく、どう考えても心の未熟さが招いてしまう結果です。

たとえば、凶方位をとればスキャンダルが露呈し世間からの信用を失うといいますが、それは隠れて悪いことを行うからではないでしょうか?

昔から”天知る、地知る、人知る”といって、人に隠れて悪いことをしても天地の神は見ているので、不正を行えば必ず露見します。

スキャンダルに発展しないためには凶方位の引っ越しを避けるのではなく、不正をしないことを心がけなければ解決にはなりません。

また、凶方位に引っ越しすれば家庭の不和が起こるといいますが、家庭の不和が起こる原因こそ心にあります。

家族の嫌なところを受け入れらず相手を責めてしまう。パートナーを思い通りにしようと怒鳴ったり暴力をふるう。収入に見合った生活をせずに浪費をする。固定観念を押し付け、家事育児をパートナーに任せる。

不仲のできる原因はさまざまですが、これらは決して方位が招くものではありません。

家庭の不和は心(特に親の心)が招くものですから、引っ越しで凶方位をさけるのではなく、夫婦が互いに協力し合い家庭の円満をつねに心がけることが第一です。

災厄の原因は方位ではなく”めぐり”

災難は凶方位によって招かれるものではなくめぐりによって起こるものです。

「めぐり」とは、ブーメランを投げたら自分のもとへ返ってくるように、心の悪習の積み重ねが巡りめぐって自分の身の上に災厄として返ってくることをいいます。

例えば、子供を叩けばそれがめぐりとなって後に災厄として返ってきます。

それは離婚という名の災厄かもしれませんし、親子の不仲、親不孝、子供も同じように自身の子供を叩き不幸になるという災難かもしれません。

どのような形で返ってくるかは分かりませんが、発端は堪忍できずに腹を立てて子供を叩くことです。それがめぐりにめぐっていつか返ってくるのです。

それまで順風満帆に人生をおくっていても、ある日、急に災厄が降りかかることがあるように、めぐりはいつ自身のもとへ返ってくるかは分かりません。

今自分の身の上に起こっている災厄や問題は、過去の自分や先祖が積んだめぐりが返ってきたものかもしれないのです。理不尽に感じるかもしれませんが、それが「めぐり」というものです。

災難は凶方位に引っ越したから起こるわけではなく、親先祖や自身の心によって積まれためぐりが原因で起こるのです。

なので、凶方位を避けて吉方位に引っ越したからといって、運勢がよくなるわけではありません。

以上が、凶方位への引っ越しを気にしない方が良い2つの理由です。

その一、方位を気にすると泥沼にはまる
その二、吉方位や凶方位が運勢を左右しない

暗剣殺や五黄殺などの凶方位でも気にしないで引っ越しするべき

凶方位を嫌って避けることは神への無礼であり、めぐりを積む行いです。

人が住む地とは、地の神のお守りくださる地所であり、日の神のお照らしくださるところ。暗剣殺の方角だからといって草木が生えないこともなければ、五黄殺の方角だからといって魚がとれないことはありません。

いかなる方位方角も天地の神のお守りがあるのです。

引っ越しのときや旅行などの人間の都合の時だけ、「こちらの方位は悪い」と嫌って避けるのはおかしなことで、神さまに対してもご無礼です。

人が凶方位と言おうとも「神のお土地を使わせていただきます。どうぞお守りください」と心で断りおいて引っ越せば障ることはありません。

方位を自由にできる

方位断りを行えば、暗剣殺、本命的殺などの凶方位、
金神や大将軍などの方位神からの凶作用を受けることなく、
旅行、引っ越し、建築など安心して都合の良いように行えます。

方位断りを行えば、暗剣殺、本命的殺などの凶方位、金神や大将軍などの方位神からの凶作用を受けることなく、旅行、引っ越し、建築など安心して都合の良いように行えます。

災厄を取り払い運勢をよくするには?

身の上に起こる災厄とは凶方位によってもたらされるのではなく、心の悪癖がめぐりめぐって自身に返ってくるもの。また、先祖の残しためぐりが自身に返ってくることです。

このような災厄を取り払うにはどうすればよいのでしょうか?

それは先祖のめぐり、身のめぐりを取り払ってもらうように神に願い、心の改まりを行うことです。悪い心を良い心に改めればめぐりを断ち切り、仕合せ(運勢)を良くできます。

悪い行いや悪い心はブーメランのように自分に返ってくるといいましたが、良い行いや良い心にも同じことが言えるのです。

たとえば、親が家の中で愚痴不足を言わないように心がければ、子供もそれを見習って不平不足を言わないようになります。親が良い心になれば子供も良い心となり家庭の円満となるのです。

また、「腹八分に医者要らず」と言うように大酒大食を慎み、食物をいただくときは天地の神に体の丈夫を願ってありがたく頂けば健康に恵まれます。(病気の50%は生活習慣が原因と言われるのですから)

運命を良くするには、それなりに時間がかかるものですが神に願い心を改めていけば、めぐりは取り払われ着実に仕合せは良くなります。去年より今年、今年より来年と運命がよくなるのです。

終わりに

方位の吉凶の鑑定は、人を幸せにするというよりも、不安にさせる要素が強く、むかしから多くの人を悩ませてきました。

それもそのはず、引っ越した(または、これから行おうとしている)方角が凶方位であったと聞かされれば、「自分や家族の身の上に不幸なことが起こったらどうしよう…」「病気になったのは凶方位のせい…?」と不安に思うものです。

しかし、災厄は凶方位に引っ越すから起こるのではなく心が招くものです。

神に願って心を改めれば大難は小難、小難は無難におまつりかえいただき、方位の吉凶に左右されない自由な引っ越しができます。

今回は以上でございます。

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