神社の行き過ぎは良くない?頼む神様を一つに定めてご利益を受ける

こんにちは、タツノトシです。
先祖から四代にわたり、方位神に仕えることを生業としております。

むかしから神信心は「一途な心」が大切といわれ、安易に複数社に参るのはよくないこととされます。

そのためか、神社に次から次へと参ることを、酒を場所を変えて飲み歩く「はしご酒」に例えて、「神社のはしごはよくない」と言ったりします。

これに反対する意見として、「神社の境内には複数の摂社が祀られているのだから、複数社に参っても問題ない」「自宅の神棚だって天照大神と氏神と崇敬神社の三社を祀る」等があります。

一口に参拝と言っても、その内容は様々です。

神さまへのお願いに参っているのか、もしくはおかげを受けてのお礼参拝なのか。住んでいる土地の氏神さまに挨拶に行くのか、それとも観光や散歩のついでに参るのか。

お参りの目的や動機はさまざまですので、一概に「複数社参ってはダメ」とは言い切れません。そこで、本記事では、以下のような参拝の状況に応じた解説をします。

  • 御朱印集めやパワースポット巡り等で神社仏閣をめぐる
  • 一つの願いを複数の神社仏閣でお願いする
  • 道端で神社・寺の御前を通るとき
  • 旅行や何かの用事のついでに立ち寄ったとき
  • 崇敬神社や氏神さまへ日参や月参

また、「神の恵みを受けるには」という視点でおかげ(ご利益)を受けられる神信心についてもあわせて解説いたします。

目次

神社の行き過ぎはよくない?

複数社に参ってよいのか、悪いのかは状況や目的によっても変わります。ここでは、以下の参拝について解説いたします。

  • 御朱印集めやパワースポット巡り等で神社仏閣をめぐる
  • 一つの願いを複数の神社仏閣でお願いする
  • 道端で神社・寺の御前を通るとき
  • 旅行や何かの用事のついでに立ち寄ったとき
  • 崇敬神社や氏神さまへ日参や月参

御朱印集めやパワースポット巡りで神社仏閣をめぐる

近年のパワースポット・御朱印ブームの影響で、複数の神社仏閣をめぐる方も多いのではないでしょうか?

宮寺側も「少しでも多くの人に参って欲しい」という思いからか、色鮮やかな御朱印や絵の描かれた御朱印を出したり、境内にパワースポットと書かれた看板を出してたりするところもあります。

神社をめぐって魅力的な御朱印が集めるのは楽しいし、境内の雰囲気や自然に癒されれば元気も出ます。運動にもなるし、小旅行のような感覚で趣味として最高です。

しかし、神からのお力添えを受けることが目的であるのなら、あちこちの神社をめぐるよりも芯を一つに定めて一途に参ることをおすすめします。

詳しい理由は下で解説しますが、神の恵みは、お守り・お札・御朱印などのモノや場所ではなく氏子の心にあります。

複数参れば、神への敬う心は散漫し一心が立たなくなり、おかげが立ちにくくなるのです。

そのため、神信心を目的とするならば、御朱印を集める、パワースポットめぐりで運気を上げる等の理由で複数社に参るよりも、敬う神さまを心に定めてその神のもとへ一途に参るのがよいでしょう。

そうすれば、神の威が増し、神の力添えを受けられます。

一つの願いを複数の神社仏閣でお願いする

どうしても叶えて欲しい願いがあるとき、複数社に参ってお願いをする人がいます。気持ちは分かりますが、そのような時こそ、頼む神さまを信頼して一つに定めるべきです。

多くの神さまに守ってもらった方が確かなご利益がありそうですが、それは「あまりの信心」といっておかげを受けにくいと伝えられます。

人に例えれば、大事なお願いを複数の人に同時に頼むようなもので、あちらにもこちらにも頼めば、頼まれる側も軽くとらえます。

自分のことを一途に慕う氏子と、ご利益をもらう目的で転々と頭を下げて回る氏子。もし、自分が頼まれる側の神さまなら、敬い頼りにしてくれる氏子の力になりたいと思いませんか?

神に願うときは、あちこち神社仏閣をめぐって願うよりも、芯を一つに定めて参拝することをお勧めします。その方が頼む側も真剣、聞く方も真剣になるでしょう。

道端で神社・寺の御前を通るとき

散歩や旅行など外出のときに、宮・寺の前を通るのに、一度立ち止まって拝して通るのはよいことです。(参拝とは言えないかもしれませんが)

道端にある小さな祠に祀られている小神・薮神(やぶがみ)・地蔵でも、丁寧に拝して通ればその日の難を逃れるといいます。

小さかろうと神ならば神の位があるので、粗末にはできません。

通るときには、「○○さま(心に定める神名)の氏子です。御前を失礼いたします。」と心で唱えれば、これを神は喜びます。

買い物の道中、通勤の途中でも、社の前を通るときは立ち止まって拝しましょう。

旅行や何かの用事のついでに立ち寄ったとき

旅行や何かの用事がある時、お参りしたい神社があれば立ち寄ることがあります。

しかし、このときに「ついで」に立ち寄るという心ではなく、「神の参拝のために」という心で参るとよいです。

神参りは「ついでに参る」という心で参ると、神さまのおかげも「ついで」になります。

「わざわざこのために参った」という心で参れば、神も「わざわざ」のおかげをくださるのです。

神さまは人の心を映す鏡のようなもの。悪いことを考えれば、それが神さまへと響きます。

崇敬神社や氏神さまへ日参や月参

毎日参ることを日参(にっさん)、毎月参ることを月参(げっさん)といいます。

心に定めた神さまや、住んでいる地域の氏神さまに頻繁にお参りするのは良いことです。

しかし、距離が遠ければ時間もお金も多くかかりますので、生活や仕事に支障のない範囲でお参りするとよいでしょう。

お参りの落とし穴は、「こんなに参っているのだから神は守ってくれる」と思い込むことです。

参拝は大切ですが、それが神信心のすべてではありません。神のおかげ(利益)を受け止めるのは自分自身の心であり、この神より授かった心(分霊)を磨くことが神信心の要です。

参拝は目に見えるため、「お百度参り」とか「千度祓い」とか形として達成することに目が行きがちですが、神前の神鏡を磨くごとく自身の心磨きをおろそかにしては神は喜びません。

以上、状況別の複数社に参って良いか悪いかの解説でした。

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おかげ(ご利益)を受ける神信心とは?

神さまの力添えを受けやすい神信心とは、「頼る神を一つに定める」ことです。

ご利益を求めて、色々な神さまを転々とするのではなく、芯を一つにする。男女の仲でたとえれば、異性はみな尊重するが夫婦になるのはただ一人だけ。

住んでいる土地の氏神へ挨拶をしたり、八百万の神さまを粗末にせずに敬うことも大事ですが、頼る芯は一つに定めましょう。

これがおかげを受ける神信心の第一です。

神は人の敬いによって威を増す

なぜなら、神さまは人間の敬いによって威、すなわち力を増すからです。

「神は人の敬いによりて威を増し、人は神の徳によって運を添う」

御成敗式目
神社やお札やお守りに特別なパワーがあるのではなく、私たち人間の敬う心で神の威徳が現れるのです。

人間の魂は神より分け与えられた神の分け霊であり、その分霊(心)と敬いをもって神に向かえば、これがもとの主である神が感応します。

なので、芯を複数持つよりも、一つの神を心に定めて生涯仕える心で神信心すればおかげ(ご利益)を受けやすいのです。

芯を定めていただくご利益

わたしの家系は「天地金乃神(てんちかねのかみ)」を四代にわたり拝んでおりますが、多くのおかげを受けて子孫繁昌となっております。

わたし自身も3年間のあいだに多くのおかげを受けました。

  • 異性が周りにほぼいない状態での良縁&結婚
  • 子宝祈願をして、結婚後すぐに懐妊
  • 安産を願い初産3時間で出産
  • 幼少の時から悩まされた頭痛の平癒など

一心を定めてお願いをすれば、神さまの力添えを受けられます。

どの神さまを定めればいいの?

これまでに大きなおかげを受けた経験があるのなら、その願いを聞いて下さった神さまへ一心を定めるとよいでしょう。

特にこれといったご利益を授かったことのない方は、これから出来る縁を大切にするとよいです。

「牛に引かれて善光寺参り」というように、神仏が人を引き寄せることがあります。

例えば、自分の身の上に起こっている問題や、どうしても叶って欲しい願いがあるときは、神が糸を引いてあなたを引き寄せているときかもしれません。

思わぬところで神さまとの縁があったら、その縁を大切にし一心を立ててお願いするとよいでしょう。

神信心は相縁機縁。神の計らいによって神さまのもとへ導かれることがあります。

それで願っておかげを受けたら生涯恩を忘れてはいけません。

芯は一つの方が強い

金運の願いはあっち、安産の願いはこっち、合格の願いはあっちといった、自らの”利益“を中心とした参拝は神の恵みや力添えが薄いです。

そのため、ふらふらと複数の神社に行き過ぎるのはよくないといわれます。

昔から神信心をしておかげを受けるのには、一心ということを言おうがな。たとえて言えば、女でもいよいよ一心を打ちこむ男は一人しかいない。この男こそと思うたら心の底から一心を出して身も心も打ち込んでしまうのでなけりゃ、まことの恋ではない。

草木でも芯が一つの方が大きく育つように、神を拝むにも芯を一つに定めた方が力強く、大きな神信心ができるのです。

広い海にはクジラが住むように、大きな神信心には、広大な利得がついてまわります。

今回は以上でございます。

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