方位除けが必要ない理由|四代にわたり方位神を祀り仕える者が思うこと

こんにちは、タツノトシです。
先祖から四代にわたり、方位神「鬼門金神」に仕えることを生業としております。

方位除けとは大きく分けて2種類あります。

一つは、年回りの災厄を取り払うための方位除け。占術「九星」の鑑定で、本命星が中宮(八方塞がり)鬼門・裏鬼門・困難宮に位置した年に行う方位除けです。

もつ一つは、凶方位へ移動した後の凶作用を払うための方位除け。暗剣殺・五黄殺・歳破・本命殺・本命的殺や方位神(金神、大将軍)が所在する方位へ引っ越し、旅行、建築等をするときに行う方位除けです。

方位除けは、凶作用による災厄を大難は小難、小難は無難に取り払うために行われます。

しかし、方位神「金神」に先祖から代々方位神へ仕える身の私が思うに、方位除けは必要ありません。

なぜなら、災厄とは方位から来るものではなく、「心」が生み出すものであり、心を磨かねば災厄は免れられないからです。

また、すべての方位方角は神が守る領地であり、それを凶方位といって嫌って除けるのは方位神へご無礼となります。

「凶方位だから悪い事が起こる」「今年は年回りだから運勢が悪くなる」と恐々として過ごすよりも、万事神へ願って、心を磨けば神の守護を受けて運勢は良い方へ転びます。

目次

方位除けが必要ない理由

方位除けには以下の2種類があります。

その一、中宮・鬼門・裏鬼門・困難宮の年の方位除け
その二、凶方位へと引越し・旅行・移転するときの方位除け

それぞれの方位除けが不要な理由について順に解説いたします。

その一、中宮・鬼門・裏鬼門・困難宮の年の方位除けが不要な理由

令和3年(2021)八方塞がり、鬼門、裏鬼門、困難宮

占術「九星」では、自分の本命星(一白水星・二黒土星・三碧木星・四緑木星・五黄土星・六白金星・七赤金星・八白土星・九紫火星)の位置によってその年の運勢を鑑定します。

本命星が、中宮・鬼門・困難宮・裏鬼門にいずれかに位置する年は凶年です。

  • 中宮(八方塞がり):どの方角においても万事が凶。なにをやってもうまくいかない年。
  • 鬼門:変化が大きい年で、運気が衰える年。怪我・病気に注意。
  • 困難宮:もっとも運気が低迷する年。困難に陥る事柄ご起こる。
  • 裏鬼門:運勢が伸びにくく、特に前半は注意が必要な年。

災難をよけ、運勢を向上させるために方位除けが勧められますが、私は不要であると思います。

その理由は、運勢はその年の本命星の位置で決まるのではなく、自身や先祖の「心」で生み出された徳やめぐりによって決まるからです。

なので、災難を逃れ運勢をよくするには、お祓いを受けるより、心の汚れや悪癖を取り除かねばならないのです。

徳を積むの反対語は「めぐりを積む」

運勢は方位ではなく自身の心で決まる

運命は本命星の位置によって、良くなったり悪くなったりするのでなく、人がそれぞれ持つ心で決まります。

いかに、方位除けや八方除けを行っても、家に帰って妻・夫の悪い所を責めたり、子供を怒鳴ったり、大酒大食をしたり、愚痴不足をならべれば運勢は悪くなります。

これとは反対に夫婦仲良く、子どもを叱らず物事よく教えてやり、食物を頂くときには神を拝み、人に腹を立てず、人を恨まぬように心得ればしだいに運勢は良い方へと導かれます。

運勢とは、その人のまだ見ぬ先の運。

運とは、人の力や意志ではどうにもできないもの…とされますが、心得をよくすれば運勢は確実によくできます。

刑務所に入っている者が方位除けを行っても、檻から出ることはできません。

しかし、国の定める法を守り、夫婦円満、仕事に精を出し、腹を立てぬよう心得て、人に親切にし、先祖を大切にすれば、そもそも檻に入る心配はありません。

運勢は本命星の位置ではなく、人の「心」によって決定される。

これが本命星が中宮(八方塞がり)、鬼門、困難宮、裏鬼門に位置した年でも、お祓いが不要な理由です。

八方塞がりにお祓いはいらない3つの理由|今月今日で神に願えばよい

その二、凶方位へと引越し・旅行・移転するときの方位除けが不要な理由

令和3年(2021)九星気学の年盤

九星気学では、暗剣殺・五黄殺・歳破・本命殺・本命的殺の5つの方角を五大凶方と呼びます。

  • 五黄殺:五黄土星が巡る方位。病気・事故・トラブル等、あらゆる災厄を招く。
  • 暗剣殺:五黄殺の反対側の方位で、予想できない災難に見舞われる。
  • 歳破:その年の十二支の反対側の方角。物質面と精神面の破壊作用がある。
  • 本命殺:自分の本命星が位置する方角。健康を脅かす作用がある。
  • 本命的殺:本命殺の反対側の方位。精神面でのトラブルがある。

これらの方角へ引っ越し・旅行・建築をすれば、何年にもわたって凶作用の影響があるといい、その対策として、神社やお寺で方位除けを行うことが勧められます。

しかし、凶方位を嫌って除けるのは、方位を守る神さまへのご無礼です。

わたしたちの住む地は神のお守りのある領地であり、その方位方角をこちらは凶、あちらは吉と良し悪しをいうことを方位神は嫌います。

なので、方位除けといって凶方位を封じるよりも、神さまお守りくださいとお願いすることが大事です。

神の氏子である人間が丁寧に頼めば、凶方位であろうが神が大切に守ってくださります。

神が守る土地や方位に吉凶はない

神は平等に地を守るため、方位に吉凶はありません。いかなる凶方位と言われる方角でも、天地の神は他の方角と変わらぬように、365日お守りくださります。

例えば、暗剣殺・五黄殺・歳破などの凶方位でも、草木は変わらず育ち、日は照り、また、雨の恵みもあります。

それは日の神、月の神が、地の神が四季を司り、人間が住みやすい環境にととのえて下さっているからです。

その神の恩恵を知らずに、人間考えで「あちらが凶方位」「凶方位に引っ越したからこんな悪いことが起きる」「運命を良くするには吉方位に引っ越さなくてはいけない」と迷う。これを神は残念に思うのです。

引っ越しをするのでも、「このたび、こちらの方位に引っ越しをさせてもらいます。今まで住まわせてもらいありがとうございました。これからもどうぞお守りください」と願い届けて行えば、凶方位であろうが神は守ります。

食物を食べるときに天地の恵みと人の骨折りに「いただきます」と感謝するように、土地を使うにも天地の恵みに感謝して願えばいいのです。

人が凶方位と言おうとも、神は変わらずお守りくださるので、引越し・旅行・移転するときの方位除けは不要です。

以上が方位除けが不要な二つの理由です。

金神乃宮では、方位に悩む方々へ向けて「方位断り」を行っております。

方位断りとは、方位を司る地の神「鬼門金神(きもんこんじん)」へと土地を使わせてもらうことと、守護を願い届けることです。

全国どこからでも、お金いらずで、地を司る方位神「金神」へと引越し・移転・結婚・旅行などの成就を願うことが可能です。興味のある方は下記リンクをご覧ください。

方位を自由にできる

方位断りを行えば、暗剣殺、本命的殺などの凶方位、
金神や大将軍などの方位神からの凶作用を受けることなく、
旅行、引っ越し、建築など安心して都合の良いように行えます。

方位断りを行えば、暗剣殺、本命的殺などの凶方位、金神や大将軍などの方位神からの凶作用を受けることなく、旅行、引っ越し、建築など安心して都合の良いように行えます。

方位除けや八方塞がりは必要ではない

「凶方位への引っ越せば60年間悪い出来事が起こる」とか「困難宮の年は運勢が悪く困難な出来事が起こる」と聞けば人は恐れて、方位除けのお祓いをしたくなるでしょう。

しかし、そのように恐れる心で神へ向かうよりも、「今年も繁昌しますようにお守りください」という願いをもって元気な心で神へ向かうべきです。

  • 何事も神さまへ願うこと
  • 悪癖を取り除き心を磨くこと

この二つを忘れないように心得て神へ向かえば、去年よりも今年、今年よりも来年といった年勝りの繁昌ができます。

今回は以上でございます。


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