八方塞がりにお祓いはいらない3つの理由|今月今日で神に願えばよい

こんにちは、タツノトシです。
先祖四代にわたり、方位神に仕えることを生業としております。

「九星(きゅうせい)」という占術では、生まれ年によって一白水星・二黒土星・三碧木星・四緑木星・五黄土星・六白金星・七赤金星・八白土星・九紫火星の9つの本命星に振り分けられます。

令和3年(2021)八方塞がり、鬼門、裏鬼門、困難宮

上は2021年の年盤ですが、本命星はその年その年で位置が変わり、これが中央(中宮)に位置したときを「八方塞がり」といいます。

八方塞がりの年には、すべての方位が凶方位となり、結婚、転職、引っ越し、開業など、新たなことを行うこと万事凶といわれます。

そのため神社やお寺で、「八方除け」や「方位除け」等のお祓いを受けようと考える方もおられるでしょう。

方位神を代々まつり仕える私の個人的な意見ですが、八方塞がりの年にお祓いは不要です。

その理由は以下3つです。

  • 普通に願えば神の力添えが受けられる
  • 心の穢れを祓わなければ災厄は払えない
  • 八方除けや方位除けは方位神へ御無礼

本記事では、上記について解説いたします。

目次

八方塞がりにお祓いは不要である3つの理由

災厄を恐れて数千円から数万円を納めて、八方除けや方位除けのお祓いをする方もいますが、お祓いは不要です。その理由は以下の通りでございます。

その一.普通に願えば神の力添えが受けられる
その二.心の穢れを祓わなければ災厄は払えない
その三.八方除けや方位除けは方位神へ御無礼

順々に解説いたします。

その一.普通に願えば神の力添えが受けられる

八方塞がりの年に八方除けのお祓いをするよりも、自分が敬う神さまへ一心に願うべきです。

無理に数千円、数万円を納めて祈願・祈祷を受けなくても、一年中のことを上から下まで、何事もお願い申せば、それで神の力添えを受けられます。

そうして、神のおかげを受けて「一年間、神さまのお守りを受けて無事に過ごせました。」と真心からの初穂や賽銭を奉れば、そちらの方が神も喜びます。

私たち人間は、何事も神のおかげが無ければ立ち行きません。

家族の無事、健康、交通安全、勉学、恋愛、結婚、子宝、安産、子どもの養育、仕事や商売、人間関係、老後の死に際、など

これらを全て祈願料を納めて願わねばならないのなら、貧しい人は助からないでしょう。

日の神が一銭も取らずに365日照らし、月の神が雨露の恵みを授け、地の神へ種を撒けば一粒万倍で返ってくるように、神は無条件に恵むのです。

ゆえに神へ願うにも、子供が親に頼み事をするように、無条件に願ってよいのです。そして神の恵みを受けたら恩を忘れずに、真心からのお礼を申せば、これを神は喜びます。

年の初めには一年中のことを、月の初めには一カ月中のことを、日の初めには一日中のことを今月今日で願えばそれでおかげが受けられます。

「八方塞がりだから悪いことが起こる」と恐れるよりも、親にものを頼むように、素直な心で神に頼めばよいのです。

その二.心の穢れを祓わなければ災厄は払えない

身の穢れをはらっても、心の穢れがあるのなら災厄を取り払うことはできません。

いくら丁寧に八方塞がりのお祓いを受けても、家に帰って家族を怒鳴りつけ、愚痴不足をならべ、親を粗末にし、すぐに腹を立て、努めをおろそかにして、食物の分限を知らずに大酒大食をすればどうなるでしょう。

家族は話をまともに聞いてくれなくなり、子供の心には傷ができ、まわりの人に疎まれ、家は治まらず、金銭に不自由をし、病気になるかもしれません。

これがまさしく八方塞がりです。

私たちが本当に祓うべきは、心の不浄です。

心の不浄は、お札やお守りを買い集めても、大幣を振ってお祓いをしようとも、水をかぶる行をしても取ることはできません。

心の成長を願い、よき心得を知り、それを心がけることで祓うことができるのです。

八方塞がりのお祓いをして安心しても、心の祓いを行わなければ、いつ災厄が身に降り注ぐか分からないのです。

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その三.八方除けや方位除けは方位神へ御無礼

八方塞がりの年に「すべての方位が凶になる」といって、八方除けや方位除けを行うのは、方位神や地を守る神に対してご無礼です。

わたしたち人間の住む地は、四方八方すべての方位に神のお守りがあります。

鬼門の方角に草木が生えないこともなければ、裏鬼門の方位に魚が住まないこともないでしょう。困難宮の方角だからといって日が照らないわけでも、雨が降らないわけでもありません。

天地の神、方位の神は、いかなるところも平等にお守りくださるのです。

それを人間考えで「今年はあちらが悪い」「来年は塞がっておる」といって除けたり、封じたりするのは神に対して失礼。

八方塞がりを恐れて除けたり、封じたりするよりも、「日頃からお守り下さりありがとうございます。」とお礼を申し上げ、その後に願えばよいのです。

世の人が八方塞がりの年といおうが、親が子どもを守るように、天地の神は変わらず人を守ります。それが古来から「天は父、地は母」と言われる所以です。

困難宮でも繁昌している

令和3年(2021)八方塞がり、鬼門、裏鬼門、困難宮

私と妻はここ数年のあいだ、困難宮と裏鬼門が続いていますが、これといった大きな難はなく一年勝りに家が栄えております。

2018年、五黄土星の妻が困難宮
2019年、五黄土星の妻が裏鬼門
2020年、三碧木星の夫が困難宮
2021年、三碧木星の夫が裏鬼門

困難宮とは、最も運気が停滞する年で、健康を害したりと、その名の通り困難がある年。
裏鬼門とは、変化や変動の多い運気の衰退する年。

いずれも八方塞がりと同様に災いをなす年と言われます。

このように夫婦ともに凶年とされる年が続いておりましたが、家族みな無事・健康、妻は懐妊、初めての出産を3時間で終える安産など、家族も増えて幸せに過ごさせてもらいました。

もちろん、良い事ばかりではありません。

妻のお産に関しては、医者様に「逆子が戻らなければ帝王切開になる」「鉄分が足りない」「早産になる可能性がある」と言われたりと、幾多の問題がありましたが、その度に神に向かってすべておかげをいただきました。

もちろん特別なお祓いなどはしておらず、神に一から十までお願いしただけです。

このように悪いことが起きると言われる年でも、神に願えば相応のお力添えを受けられ、一年勝りに繁昌いたします。

八方塞がりにお祓いをしなくても普通に願えばよい

神へ向かうときは、恐れから向かうのではなく、明るく力強く先を楽しみにして向かわなければなりません。

「八方塞がりだから不運なことが起こるのではないか?」
「引越しや結婚、新たに開業をすれば失敗するのではないか?」

と恐れる心で祓いを受けるよりも、

「どうぞ今年一年、無事堅固、身の上安全、家業出精、家族円満に暮らし、去年より一年勝りで繁昌し幸せに暮らせますよう手厚くお守りください」

と元気な心で神に近づく一年にするべきです。

そして、家内和合を心得て悪いことを言わぬように口を慎み、物事に辛抱・堪忍を芯とし、人に親切し、朝早く起きて家業に精を出し、身分相応をすぎないように倹約をする。

そうすれば神もお守り下さり、一年勝りに繁昌します。

厄年や八方塞がりを恐れて避ける心よりも、神に向かって近づく心に利益はあるのです。

今回は以上でございます。

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