こんにちは、タツノトシです。
先祖から四代にわたり、方位の神さまに仕えることを生業としております。
八方塞がりとは、すべての方位に対して本命的殺になるため、結婚をはじめ、建築、移転、旅行、事業の立ち上げなど新たに事を始めてはいけないとされます。
もし本命星が中宮に位置する八方塞がりの年に、結婚をして新たな夫婦生活をスタートすれば、健康を害したり、夫婦仲がうまくいかないと占い師もいるそうです。
人にはそれぞれ都合があるので、婚姻を先延ばしにするのは避けたいところ。けれど、「全てうまくいかない年」と言われれば、万が一を考える方もいるのではないでしょうか?
そんな方には、神さまによくお願いをしてからの結婚をお勧めします。
八方塞がりの結婚は神に願って守護を受けよう
八方塞がりの年でもあなたが敬う神さまに、結婚式からその後の夫婦生活のこと一切を真剣に願えば心配はいりません。
お祓いを求めて、あっちこっちフラフラすれば、敬う神さまに心が定まらず、神の守りも弱くなります。
「この神さまに守ってもらおう」と決意すれば、神からの手厚い力添えを受けて、厄年や八方塞がりがかえって「おかげの年」となります。
結婚をするにも神のお守りを受ければ、思わぬ災難からのがれ、夫婦仲良く幸せな家庭を築けるでしょう。
神は人の敬いによって威力を増す
神は人の敬うに依って威を増す
御成敗式目
神は願う者の敬いの大きさに比例して、守る力が大きくなります。そして、その力によって人は恩恵を授かるのです。よって、いかなる神も敬いの心なしには威光は輝きません。
何も難しいことはありません。
自分が信頼する神さまへ、以下のようにお願いすればよいのです。
何か事が起これば、神にくり合わせを願い、朝晩、お礼とお詫びとお願いをして過ごせば、これが敬いとなります。
もっというならば小社でもいいので、神棚をこしらえて丁寧にお祀りすれば神さまはこれをお喜びになります。
神さまに願うには、お金や特別な儀式が必要なわけではありません。必要なのは、一心に敬う真心だけです。
厄年・八方塞がり・困難宮・鬼門・裏鬼門でも繁昌する
わたしと妻が結婚した2018年は、妻(五黄土星)が「困難宮」の年でしたが、結婚後すぐに子どもを授かり、繁昌する一年となりました。
翌年の2019年、妻は「裏鬼門」の年でしたが、子どもを安産で出産し、この年も無事平穏に栄える一年でした。
また、わたしは三碧木星で、2020年は困難宮にあたる年。
困難宮は、困難に陥るような災難に見舞われ、運気が落ちる年といわれますが、代々おまつりしている金神さまに願い、一年間平穏無事に過ごさせもらいました。
子どもは無事一歳を迎え、二人目の子宝も授かり、妻と子供と三人で仲良く暮らし幸せな一年間でした。
厄年や八方塞がりや困難宮、鬼門、裏鬼門でも恐れる必要はありません。神に願って力添えを受ければ「おかげの年」となるのです。
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心底信頼できる神さまに願う
「神さまを定めて願うっていっても、どの神さまへ願えばよいの?」と思う方が多いかもしれません。
過去に本気で願っておかげを受けた神がいれば、その神さまに頼るのが一番ですが、これといっておかげを受けた経験が無い方も多いと思います。
頼る神さまの選び方を一つ提案するならば、「願意で選ばないこと」が大切ではないかと思います。
神は人の敬うに依って威を増す
御成敗式目
芯は一つの方が強いように、神さまもあっちこっちフラフラするよりも一つの神さまに取りすがった方が力添えが強いです。
男女の仲でたとえるならば、一生連れ添う夫婦となる人を選ぶつもりで考えるとよいかもしれません。
男女でも神さまでも、一時の利益だけを目当てにするのはよくないです。
八方塞がりの結婚でも神に願えば安心
神信心は「転ばぬ先の杖」といって、事前に神さまに頼んでお守りをいただいていると、いざという時に力添えが受けられます。
神のお守りを受ければ、大きな難は小さな難へ、小さな難は取り除いてくださるのです。
神さまへは何事も気安く願うことが肝要です。
結婚のときは、
「この度結婚をさせていただきます。無事堅固、家庭円満となり、子宝に恵まれますようにお願いします。」と願い。
妊娠すれば、
「この度、懐妊の恵みをいただきありがとうございます。五体満足、十人並みの子に育ち、母子ともにお守りいただき、安産できますようお願い申し上げます。」と願い。
養育するときは、
「子供の体の丈夫、心が直ぐい子になり、物覚え良きように。事故過ちありませんようにお守りください」と願い。
神を敬って一心に願えば、八方塞がりと言われる年に結婚しても無事に栄えて繁昌します。
今回は以上でございます。
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