#13方位を恐れず引越しする
#13方位を恐れず引越しする
\ ありがたや /
すべての方位方角を神は守る
日本では古くから方位の吉凶をみて、建築、縁談、結婚、引っ越しなどを行いました。
方位神「こんじん」が所在する方位へ、引っ越しや建築をすれば祟りにあうと恐れ、「逃げとけ、避けとけ、廻っとけ」と言って、こんじんさまが所在する方位を嫌って避けたのです。
時はうつり現代では方位占いにより、その年の凶方位が決められ、その方位に引っ越しをすれば60カ月ないし60年のあいだ凶作用があると言われます。
「暗剣殺」の方位へ引っ越せば、暗闇から剣で斬りつけられるような、突発的な災厄が起こり、「五黄殺」の方位へ引っ越せば、腐敗するようにじわじわと家運が下がると。
しかし、このような凶方位を恐れる必要はありません。わたしたちの住む地は、神のお守りくださる領地であります。
いくら人の知恵で理屈をつけて、「今年は南西が悪い方位」「今年は北が吉」と言おうとも、神が守る限りは、日は照り、風は吹き、草木は栄えます。
なので、凶方位だからといって必ず不幸になるわけではありません。神のお守りくださる方位を嫌ってよけるよりも、地の神へと願い届けて引っ越すことが大切です。
\ やってみよう /
引っ越しをするときは神に願う
新たな土地へ引っ越すときは地の神へお願いしてみよう。
これまでの住んでた家で手を合わせて、「今日まで住まわせてもらい、ありがとうございます」とお礼を申して、引っ越し先の家で、「これからこの土地に住まわせてもらいます、家内中をどうぞお守りください」とお願いする。
人間でもお世話になるときに、一言「お願いします」と断りを申せば、こころよく力になりたいと思うものです。
神さまのお土地へ引っ越しをするにも、「あちらは良い、こちらは悪い」と方位や土地の良し悪しをいう必要はありません。
「神さまのお土地を使わせてもらいます」と、実意をこめてていねいに願えば、地の神さまはこころよく承諾くださいます。
神に願って引っ越しをすれば、自分の都合のよい方位が良き方位です。
よきコト&わるきコト
神に願って引っ越しすれば
- 自分の都合のよい方位へ自由に引っ越せる
- 凶方位を恐れずに引っ越しができる
- 凶方位による悪い影響を取り払える
- 一心に願えば手厚い神のお守りを受けられる
- 方位に悩まないため無駄な出費や時間の浪費がなくなる
凶方位と言って恐れれば
- 引越しをするのにお金や時間を浪費する
- 方位を気にすることで精神が疲弊する
- 自分の住みたい物件に引っ越せない
- 地の神さまへのご無礼となり因果を積む
- 一生のあいだ方位に縛られて生きなければならなくなる